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行屆
読み方 | 割合 |
ゆきとゞ | 71.4% |
ゆきとゞか | 14.3% |
ゆきとゞき | 14.3% |
立てゝ三歳なる文藏を
守立て奉公人の
取締も
行屆きしかば
漸次々々に
勝手宜なりし故所々へ貸金
等もいたし番頭に忠兵衞と
言者を
口走り
後悔するなと云はるゝに長庵は猶も
減らず
面に御吟味の
行屆ざると申たる譯には御座無く全く御
裁許相濟たればこそ道十郎が死骸は取捨仰せ付けられ又た
家財は妻子へ
下し
置れしと申立る時越前守殿一
層聲を
命ぜらるゝ儀有がたく
存じ奉つる
然しながら上意のおもふき
愚妻へ申聞かせ其上にて
御請仕つりたし
小兒養育の儀は
偏に女の手に
寄處にて私しの一存に
行屆申さずとて
急ぎ御前を