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言者
読み方 | 割合 |
いふもの | 50.0% |
ものいうもの | 50.0% |
立てゝ三歳なる文藏を
守立て奉公人の
取締も
行屆きしかば
漸次々々に
勝手宜なりし故所々へ貸金
等もいたし番頭に忠兵衞と
言者を
概略藤五郎の事
成んが大岡殿の
仁心にて藤五郎家來と申越れしと見えたりとて
早速用人の
伴佐十郎と
言者越前守殿役所へ罷出ければ越前守殿佐十郎を
答えていいけるは主よ彼としてわが信ずべき者は
誰なるや、イエスいいけるは、
爾すでに彼をみる今なんじと
言者はそれなり、主よ我信ずといいて彼を拝せり。