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いふもの
語句 | 割合 |
云者 | 25.0% |
言者 | 25.0% |
云物 | 25.0% |
稱物 | 25.0% |
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立てゝ三歳なる文藏を
守立て奉公人の
取締も
行屆きしかば
漸次々々に
勝手宜なりし故所々へ貸金
等もいたし番頭に忠兵衞と
言者を
概略藤五郎の事
成んが大岡殿の
仁心にて藤五郎家來と申越れしと見えたりとて
早速用人の
伴佐十郎と
言者越前守殿役所へ罷出ければ越前守殿佐十郎を
拱きて
居たりしがとは
云物の五十兩
容易の金に有ぬ故
如何して
穴を
償はん實家へ何とか
方便云て時借なりとせんものか外に
手段は
更に無しと
胸に思へども久八にも夫のみは云出し
兼て居たりしを
爲しをり
不※阿蘭陀の名醫より
傳習したりし
稀代の
妙藥テレメンテーナと
稱物にて則ち
癲癇の
良劑なり然れども今の
品耳ならず
阿蘭陀人より傳へられたる
奇藥を