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南都
ふりがな文庫
“南都”の読み方と例文
読み方
割合
なんと
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なんと
(逆引き)
一般の者が「……これやよも、ただ事の御祈願ではあるまいぞ、内々、
南都
(
なんと
)
や
叡山
(
えいざん
)
へお手を廻して、お味方に
馴付
(
なづ
)
けんとする
御心
(
みこころ
)
でもあろうや?」
私本太平記:02 婆娑羅帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
尋
(
たづぬ
)
るに
元
(
もと
)
大和國
(
やまとのくに
)
南都
(
なんと
)
春日
(
かすが
)
の
社家
(
しやけ
)
大森隼人
(
おほもりはいと
)
の次男にて
右膳
(
うぜん
)
と
云者
(
いふもの
)
有
(
あり
)
しが是を
家督
(
かとく
)
にせんと
思
(
おもひ
)
父の隼人は右膳に
行儀
(
ぎやうぎ
)
作法
(
さはふ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
其
(
そ
)
の
前年
(
ぜんねん
)
の八
月
(
ぐわつ
)
、
英堂和尚
(
えいだうをしやう
)
が
南都
(
なんと
)
西大寺
(
せいだいじ
)
から
多田院
(
ただのゐん
)
への
歸
(
かへ
)
りがけに、
疝氣
(
せんき
)
に
惱
(
なや
)
んで、
玄竹
(
げんちく
)
の
診察
(
しんさつ
)
を
受
(
う
)
けたことがあるので、一
度
(
ど
)
きりではあるが、
玄竹
(
げんちく
)
は
英堂和尚
(
えいだうをしやう
)
と
相識
(
さうしき
)
の
仲
(
なか
)
であつた。
死刑
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
南都(なんと)の例文をもっと
(5作品)
見る
“南都”の意味
《名詞》
複都制を採用する場合において、陪都のうち南に位置する都邑。
《固有名詞》
北の平安京に対し南の奈良平城京のこと。
北の延暦寺(北嶺)に対し奈良の興福寺のこと。
奈良県の異称。
(出典:Wiktionary)
南
常用漢字
小2
部首:⼗
9画
都
常用漢字
小3
部首:⾢
11画
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南都留
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作者不詳
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