“南都”の読み方と例文
読み方割合
なんと100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一般の者が「……これやよも、ただ事の御祈願ではあるまいぞ、内々、南都(なんと)や叡山(えいざん)へお手を廻して、お味方に馴付(なづ)けんとする御心(みこころ)でもあろうや?」
私本太平記:02 婆娑羅帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
尋(たづぬ)るに元(もと)大和國(やまとのくに)南都(なんと)春日(かすが)の社家(しやけ)大森隼人(おほもりはいと)の次男にて右膳(うぜん)と云者(いふもの)有(あり)しが是を家督(かとく)にせんと思(おもひ)父の隼人は右膳に行儀(ぎやうぎ)作法(さはふ)を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
其(そ)の前年(ぜんねん)の八月(ぐわつ)、英堂和尚(えいだうをしやう)が南都(なんと)西大寺(せいだいじ)から多田院(ただのゐん)への歸(かへ)りがけに、疝氣(せんき)に惱(なや)んで、玄竹(げんちく)の診察(しんさつ)を受(う)けたことがあるので、一度(ど)きりではあるが、玄竹(げんちく)は英堂和尚(えいだうをしやう)と相識(さうしき)の仲(なか)であつた。
死刑 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)