“相識”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しりあい35.1%
あいし24.3%
そうしき13.5%
さうしき10.8%
ちかづき8.1%
あいしっ2.7%
あひし2.7%
みしり2.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この下宿さがし——小野さんと私たちが相識になったのは、その「下宿探し」という楽しい企業に関する一つの妙ないきさつからだった。
この人生れてより下二番町に住み巌谷小波先生の門人とは近隣のにて自然と相識れるがにも取りわけ羅臥雲とて清人にて日本の文章俳句を
書かでもの記 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
景一は京都赤松殿にありし時、烏丸光広卿と相識に相成りおり。これは光広卿が幽斎公和歌の御弟子にて、嫡子光賢卿に松向寺殿の御息女万姫君せ居られに候。
興津弥五右衛門の遺書 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
或は我を識り給ふあらんも知るべからず。おん身は知らぬ大都會に往き給ふといへば、かしこにて一度我家におとづれ、我夫と相識になり給はんかた宜しからん。
広津と知つたのは、廿一年の春であつたか、少年園宴会不忍池長酡亭つて、席上相識つたのでした、其頃博文館大和錦ふ小説雑誌を出して
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
エッ? 二人が相識たのは歌留多会からだ、双方に理解があったのだ、今度の事件は二人共、道徳上問題だが、二人の中に関して道徳を課するのはどうかね
誘拐者 (新字新仮名) / 山下利三郎(著)
彼は幼き時より物読むことをば流石に好みしかど、手に入るは卑しき「コルポルタアジユ」と唱ふる貸本屋の小説のみなりしを、余と相識る頃より、余が借しつる書を読みならひて
舞姫 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
笹の関は、中川修理太夫の領内で、したがって、藩士の久住希十郎とは、故郷許からの相識だった。もっとも、しりあいといったところで、身分が違う。