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相識
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ちかづき
ふりがな文庫
“
相識
(
ちかづき
)” の例文
広津
(
ひろつ
)
と知つたのは、
廿
(
にぢう
)
一年の春であつたか、
少年園
(
せうねんゑん
)
の
宴会
(
ゑんくわい
)
が
不忍池
(
しのばず
)
の
長酡亭
(
ちやうだてい
)
に
在
(
あ
)
つて、
其
(
そ
)
の
席上
(
せきじやう
)
で
相識
(
ちかづき
)
に
成
(
な
)
つたのでした、
其頃
(
そのころ
)
博文館
(
はくぶんくわん
)
が
大和錦
(
やまとにしき
)
と
云
(
い
)
ふ小説雑誌を出して
居
(
ゐ
)
て
硯友社の沿革
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
この「ルチフエエル」が姿をば、一たび見つるもの忘るゝことなし。われもダンテが詩にて、
彼奴
(
かやつ
)
と
相識
(
ちかづき
)
になりたるが、汝はよべの
囈語
(
うはごと
)
に、その魔王の状を、
詳
(
つばら
)
に我に語りぬ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
まだしも彼と
相識
(
ちかづき
)
になってくれるかも知れないが、もう
勅任官
(
ちょくにんかん
)
の位を
贏
(
か
)
ち得たほどの人物だったら、おそらく、誰でも自分の
足許
(
あしもと
)
に這いつくばうものに向って傲然として投げつける
死せる魂:01 または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊
(新字新仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
“相識”の意味
《名詞》
相 識(そうしき)
互いに相手を知っていること。その人。
(出典:Wiktionary)
相
常用漢字
小3
部首:⽬
9画
識
常用漢字
小5
部首:⾔
19画
“相”で始まる語句
相
相手
相違
相応
相好
相撲
相談
相槌
相貌
相模