“不忍池”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しのばずのいけ85.7%
しのばず9.5%
しのばずいけ4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その海にそそぐところが今の浅草観音様のところ、そこが当時の海岸で海はそこから上野不忍池しのばずのいけまで入海になっていたものの由です。
と、思ううちに、いつか不忍池しのばずの前まで来ている。せいたかは池にのぞんだ小粋な蓮見茶屋の軒先へこんがらと一緒にかかって
剣難女難 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
まだ不忍池しのばずいけの蓮見には少し早いが、夏めくと、山内から池畔へかけて、何となく、そぞろ歩きの男女が多い。
大岡越前 (新字新仮名) / 吉川英治(著)