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しのばず
ふりがな文庫
“しのばず”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
不忍
92.6%
不忍池
7.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
不忍
(逆引き)
そこから池之端へ出、
不忍
(
しのばず
)
の池の
畔
(
ほとり
)
をまわって、弁天の茶屋のほうへゆくあいだ、新八はうしろから、おみやの姿をつくづくと眺めた。
樅ノ木は残った:03 第三部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
「
吹奏
(
なさり
)
まし、吹奏まし。何の貴女、
誰
(
た
)
、誰が咎めるもので。こんな時。……
不忍
(
しのばず
)
の池あたりでお聞き遊ばすばかりでございます。」
日本橋
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
しのばず(不忍)の例文をもっと
(50作品)
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不忍池
(逆引き)
広津
(
ひろつ
)
と知つたのは、
廿
(
にぢう
)
一年の春であつたか、
少年園
(
せうねんゑん
)
の
宴会
(
ゑんくわい
)
が
不忍池
(
しのばず
)
の
長酡亭
(
ちやうだてい
)
に
在
(
あ
)
つて、
其
(
そ
)
の
席上
(
せきじやう
)
で
相識
(
ちかづき
)
に
成
(
な
)
つたのでした、
其頃
(
そのころ
)
博文館
(
はくぶんくわん
)
が
大和錦
(
やまとにしき
)
と
云
(
い
)
ふ小説雑誌を出して
居
(
ゐ
)
て
硯友社の沿革
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
「先頃、
不忍池
(
しのばず
)
の蓮見茶屋の株を買い求め、不伝どのには、その女を、そこへ住まわせておるとか申す者がございます」
大岡越前
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
しのばず(不忍池)の例文をもっと
(4作品)
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