“大和錦”の読み方と例文
読み方割合
やまとにしき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
広津(ひろつ)と知つたのは、廿(にぢう)一年の春であつたか、少年園(せうねんゑん)の宴会(ゑんくわい)が不忍池(しのばず)の長酡亭(ちやうだてい)に在(あ)つて、其(そ)の席上(せきじやう)で相識(ちかづき)に成(な)つたのでした、其頃(そのころ)博文館(はくぶんくわん)が大和錦(やまとにしき)と云(い)ふ小説雑誌を出して居(ゐ)て
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
すると三尺の開口(ひらきぐち)がギイーと開(あ)き、内から出て来ました女はお小姓姿、文金(ぶんきん)の高髷(たかまげ)、模様は確(しか)と分りませんが、華美(はで)な振袖で、大和錦(やまとにしき)の帯を締め、はこせこと云うものを帯へ挟んで居ります。
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
ただ、眼もきらびやかな大和錦(やまとにしき)、それから紅白の緞子(どんす)。
大菩薩峠:41 椰子林の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)