“大和魂”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やまとだましい80.8%
やまとだましひ11.5%
やまとたましひ3.8%
ザ・スピリツト・オヴ・チエリー3.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふん。しかし女の子ならそれもよかろうが、男の子にはふさわしからぬ歌だな。ここらでひとつ、わしが、大和魂やまとだましいをふるいおこすような歌を
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)
されば大鏡の作者も、いろ/\悪いことをした大臣ではあったけれども「大和魂やまとだましひなどはいみじくおはしましたるものを」
少将滋幹の母 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
かくすればかくなるものと知りながらむに止まれぬ大和魂やまとたましひ
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
「無保険の選手、日本人、H・大津の当日の奮戦振りは恰も満洲の戦塵に全く自己を忘れて戦ひ抜いてゐる日本兵士の大和魂ザ・スピリツト・オヴ・チエリーのあたりに見る慨があつた。」
サクラの花びら (新字旧仮名) / 牧野信一(著)