“大和守”の読み方と例文
読み方割合
やまとのかみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
目に立つ巻き絵物などは避けたじんの木製の二段のたななどを手ぎわよく配置してあるのは皆大和守やまとのかみのしたことであった。
源氏物語:40 夕霧二 (新字新仮名) / 紫式部(著)
御承知でもありましょうが、川越という土地は松平大和守やまとのかみ十七万石の城下で、昔からなかなか繁昌の町でした。
と、初めからの目標としていた浅井の二陣高宮三河守、三陣赤田信濃守、四陣大野木大和守やまとのかみなどの兵は、余り突き出し過ぎて、かえって織田軍の後ろへ出てしまった。
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)