“大和国”のいろいろな読み方と例文
旧字:大和國
読み方割合
やまとのくに90.0%
ヤマト10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むかし、大和国やまとのくに貧乏びんぼう若者わかものがありました。一人ひとりぼっちで、ふたおやつま子供こどももない上に、使つかってくれる主人しゅじんもまだありませんでした。
一本のわら (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
先年、信州松本近在にその怪事が起こり、そののち尾州葉栗郡宮本村にも起こり、またその後、大和国やまとのくに山辺郡朝和村にも起こったことがある。
迷信と宗教 (新字新仮名) / 井上円了(著)
今私が事あげ致候時ハ、皆大和国ヤマト野州ヤシウやニて軍五、六度も致し候ものをあつめをき、夫をつかい候得バ、どふしても一度ハやりさへすれバ、志をうると存候。然共、中〻時がいたらず。