“不忍弁天”の読み方と例文
読み方割合
しのばずべんてん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
坂を下りて見ると不忍弁天しのばずべんてんの社務所が池の方へのめるように倒れかかっているのを見て、なるほどこれは大地震だなということがようやくはっきり呑込めて来た。
震災日記より (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
と怪しの男がお梅を連れて、不忍弁天しのばずべんてんの池のほとりまでかゝって参りました。
闇夜の梅 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)