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馴々
ふりがな文庫
“馴々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
なれなれ
78.7%
なれ/\
21.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なれなれ
(逆引き)
「鎌倉殿に対して、兄の弟のと、
馴々
(
なれなれ
)
しいことば
遣
(
つか
)
い、聞き捨てにならぬ無礼であるが、多分、人違いであろう。さもなくば狂人か」
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
馴々
(
なれなれ
)
しく
詞
(
ことば
)
をかける
位
(
ぐらい
)
を
切
(
せめ
)
てもの
心遣
(
こころや
)
りに、
二月
(
ふたつき
)
三月
(
みつき
)
を
過
(
すご
)
す
中
(
うち
)
に、飛騨の涼しい秋は早くも別れを告げて、寒い冬の山風が吹いて来た。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
馴々(なれなれ)の例文をもっと
(48作品)
見る
なれ/\
(逆引き)
醉つ拂つて夜更けに歸つてくる爲吉を待ち構へ、
馴々
(
なれ/\
)
しく傍へ寄つて、爲吉の部屋から持出した匕首で、後からやつたに違ひあるまい
銭形平次捕物控:267 百草園の娘
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
新三郎とお露と並んで坐っているさまは
真
(
まこと
)
の夫婦のようで、今は耻かしいのも何も
打忘
(
うちわす
)
れてお互いに
馴々
(
なれ/\
)
しく
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
馴々(なれ/\)の例文をもっと
(13作品)
見る
馴
漢検準1級
部首:⾺
13画
々
3画
“馴々”で始まる語句
馴々敷
“馴々”のふりがなが多い著者
二葉亭四迷
吉川英治
中里介山
島崎藤村
甲賀三郎
作者不詳
三遊亭円朝
泉鏡花
南方熊楠
宮原晃一郎