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打忘
ふりがな文庫
“打忘”の読み方と例文
読み方
割合
うちわす
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うちわす
(逆引き)
と云ったが、額の
疵
(
きず
)
があるから出られません。けれども忠義の人ゆえ、殿様の御用と聞いて額の疵も
打忘
(
うちわす
)
れて出て参りました。
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
慶三は気まりの悪い事も何も彼も
打忘
(
うちわす
)
れて、曲角の酒屋でそれとなく引越先を聞くと、四十ばかりの
内儀
(
かみ
)
さんが訳もなく
夏すがた
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
しばらくの
間
(
あいだ
)
私
(
わたくし
)
は
全
(
まった
)
くすべてを
打忘
(
うちわす
)
れて、
砂丘
(
すなやま
)
の
上
(
うえ
)
に
立
(
た
)
ち
尽
(
つく
)
して、つくづくと
見惚
(
みと
)
れて
了
(
しま
)
ったのでございました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
打忘(うちわす)の例文をもっと
(9作品)
見る
打
常用漢字
小3
部首:⼿
5画
忘
常用漢字
小6
部首:⼼
7画
“打”で始まる語句
打
打擲
打棄
打捨
打殺
打倒
打明
打付
打笑
打毀
“打忘”のふりがなが多い著者
浅野和三郎
野村あらえびす
鈴木牧之
饗庭篁村
山東京山
三遊亭円朝
作者不詳
国木田独歩
永井荷風
野村胡堂