“疝氣”の読み方と例文
新字:疝気
読み方割合
せんき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
只(たゞ)凍(い)ての酷(ひど)い冬(ふゆ)の夜(よ)などには以前(いぜん)からの持病(ぢびやう)である疝氣(せんき)でどうかすると腰(こし)がきや/\と痛(いた)むこともあつたが
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
だから綱田屋の主人の部屋には爐(ろ)が切つてある、——尤もあの五郎次郎といふのは、若い時の道樂が祟(たゝ)つてひどい疝氣(せんき)ださうで、夏でも時々は股火鉢で温める。
其(そ)の前年(ぜんねん)の八月(ぐわつ)、英堂和尚(えいだうをしやう)が南都(なんと)西大寺(せいだいじ)から多田院(ただのゐん)への歸(かへ)りがけに、疝氣(せんき)に惱(なや)んで、玄竹(げんちく)の診察(しんさつ)を受(う)けたことがあるので、一度(ど)きりではあるが、玄竹(げんちく)は英堂和尚(えいだうをしやう)と相識(さうしき)の仲(なか)であつた。
死刑 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)