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疝痛
ふりがな文庫
“疝痛”の読み方と例文
読み方
割合
せんつう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せんつう
(逆引き)
爺さんは
疝痛
(
せんつう
)
持ちだし、婆さんは
喘息
(
ぜんそく
)
で、今夜は冷えるとか、湿気が強いとか風邪けだとか云って、依頼者があってもなかなか動かないのである。
ゆうれい貸屋
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
「あつしの
疝痛
(
せんつう
)
と、女房の腹痛を直して貰ひましたよ。それからは御恩返しにいろ/\働いて居るだけの事で、へエー」
銭形平次捕物控:111 火遁の術
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
ペピイスの『
日記
(
ダイヤリー
)
』一六六四年正月の条に兎の足を膝関節込みに切り取って佩ぶれば
疝痛
(
せんつう
)
起らずと聞き、笑い半分試して見ると果して効いたとある。
十二支考:02 兎に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
疝痛(せんつう)の例文をもっと
(10作品)
見る
“疝痛”の解説
疝痛(せんつう、colic)とは腹部臓器の疼痛およびそれに伴う腹痛を示す症状名。
(出典:Wikipedia)
疝
漢検1級
部首:⽧
8画
痛
常用漢字
小6
部首:⽧
12画
“疝”で始まる語句
疝気
疝癪
疝氣
疝
疝気持
疝積
疝気筋
疝気疝癪
疝気寸白虫根切
“疝痛”のふりがなが多い著者
ジュール・ルナール
南方熊楠
森鴎外
小酒井不木
佐藤垢石
久生十蘭
山本周五郎
野村胡堂