“せんつう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
疝痛90.9%
千通9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ペピイスの『日記ダイヤリー』一六六四年正月の条に兎の足を膝関節込みに切り取って佩ぶれば疝痛せんつう起らずと聞き、笑い半分試して見ると果して効いたとある。
ところが段々読んで行くうちに、亜砒酸は激烈なる疝痛せんつうを起すものであると知って、少しく心が暗くなって来た。
死の接吻 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
よしやおふみ千通せんつうやうとゆきさへせねばおたがきずにはるまいもの、もうおもつてかへりませう、かへりませう、かへりませう、かへりませう、えゝもうわたしおもつたとみち引違ひきちがへて駒下駄こまげたかへせば
うらむらさき (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)