“疝”の読み方と例文
読み方割合
せん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「やっぱりせんの気味でごわしょう。こうした陽気では冷込みますからナ」と言いながら針医は手にした針術しんじゅつの道具を持って岸本の側へ寄った。
新生 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
「それもそうですけれどもな、老者おやじはまことにはやどうも。第一このせんさわりますのでな」
義血侠血 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)