“予言者”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
よげんしゃ66.7%
オラクル33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ねんうちには何日なんにちあるとか、六号室ごうしつには面白おもしろ予言者よげんしゃがいるそうなとかと、交々かわるがわる尋問たずねるのであった。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
いよいよ、あか姫君ひめぎみくろ皇子おうじとがご結婚けっこんをなされるといううわさがたちました。そのとき、一人ひとりのおばあさんの予言者よげんしゃが、姫君ひめぎみまえあらわれてもうしあげたのであります。
赤い姫と黒い皇子 (新字新仮名) / 小川未明(著)
実際、自分が予言者オラクルのように待たれていたことを、事実に合点したからである。彼はかっきり十分しかすわっていなかったが、その間にプリヘーリヤをすっかり説き伏せて、安心させてしまった。