“交々”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
こもごも70.4%
こも/″\13.0%
かはる/″\3.7%
かわるがわる3.7%
コモヾヽ3.7%
かはる/\1.9%
かわる/″\1.9%
コモゴモ1.9%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“交々”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸3.2%
文学 > ロシア・ソヴィエト文学 > 小説 物語3.2%
文学 > 日本文学 > 戯曲1.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
一、必然性という鎖に執着と嫌悪を交々こもごもに感じながら、重い足をひきずって、それでも自分を励ましながら歩くニーチェ。
二十歳のエチュード (新字新仮名) / 原口統三(著)
近藤女史と女弟子とが交々こもごも語ったところは、電話で俊夫君が聞いたこと以上にこれという注意すべき点もありませんでした。
深夜の電話 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
浸してはさらし、晒しては水に潰でた幾日の後、筵の上で槌の音高くこも/″\、交々こも/″\と叩き柔らげた。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
要するに、女の職分を毅然として守る一個の性格と信念とが、純粋に美化され、おのづから相手の男に、情熱と休息とを交々こも/″\与へればいいのである。
双面神 (新字旧仮名) / 岸田国士(著)
笑ひ止むと、二人が交々かはる/″\に、向の部屋の有樣を、三田に話して聞かせるのであつた。
大阪の宿 (旧字旧仮名) / 水上滝太郎(著)
交々かはる/″\尋問たづねるのでつた。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
許してくれと、種彦は地にひざまずいて落ちたる二つの首級を交々かわるがわるに抱上げける人に物いう如くびていると、何時いつの間にやら
散柳窓夕栄 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
交々かわるがわる尋問たずねるのであった。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
板屋の前には、俄かに、蓮の莖が乾し竝べられた。さうして其が乾くと、谷の澱みに持ち下りて浸す。浸しては晒し、晒しては水にでた幾日の後、筵の上で槌の音高く、こも/″\、交々コモヾヽと叩き柔らげた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
板屋の前には、俄かに、蓮の莖が乾し竝べられた。さうして其が乾くと、谷の澱みに持ち下りて浸す。浸しては晒し、晒しては水にでた幾日の後、筵の上で槌の音高く、こも/″\、交々コモヾヽと叩き柔らげた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
加之それに擧止とりなしがおツとりしてゐたのと、割合わりあいに氣さくであツたのと、顔が綺麗だツたのとで、書生さんたちは來る度に、喰はずとも交々かはる/\幾らかづゝ菓子を購ツて遺ツた。
昔の女 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
交々かわる/″\近所の者がおさいを持ってきますから、喰物たべものに不自由はないが肝心のお米と炭薪などは買わなければなりません、段々に冬に成る程詰って参り、遂には明日あすのお米を買って親父にたべさせる事も出来なくなりました。
政談月の鏡 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
浸してはサラし、晒しては水にでた幾日の後、ムシロの上で槌の音高く、こも/″\、交々コモゴモと叩き柔らげた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)