“前進”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぜんしん92.9%
ゴー・アヘッド7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それ大雪おほゆきのために進行しんかうつゞけられなくなつて、晩方ばんがた武生驛たけふえき越前ゑちぜん)へとまつたのです。ひて一町場ひとちやうばぐらゐは前進ぜんしん出來できないことはない。
雪霊続記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
また鎔岩ようがん次第しだい冷却れいきやくしてるとどんな成分せいぶんのものも流動りゆうどうがたくなり、其後そのご固形こけい岩塊がんかい先頭せんとう岩塊がんかいえて前進ぜんしんするのみである。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
前進ゴー・アヘッド! の号令で内火艇はすぐに動き出した。しかし、とてものろのろした速力だ。湾は鏡のようになめらかで、小波さざなみ一つ立っていない。
昭和遊撃隊 (新字新仮名) / 平田晋策(著)