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前刻
ふりがな文庫
“前刻”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さっき
52.7%
さつき
27.3%
さき
5.5%
せんこく
5.5%
さきに
3.6%
さツき
1.8%
いましがた
1.8%
ぜんこく
1.8%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さっき
(逆引き)
ですから
何日
(
いつか
)
の何時頃、
此処
(
ここ
)
で見たから、もう一度見たいといっても、そうは
行
(
ゆ
)
かぬ。川の
流
(
ながれ
)
は同じでも、今のは
前刻
(
さっき
)
の水ではない。
一寸怪
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
前刻(さっき)の例文をもっと
(29作品)
見る
さつき
(逆引き)
私
(
わし
)
はその
前刻
(
さつき
)
から
何
(
なん
)
となく
此
(
この
)
婦人
(
をんな
)
に
畏敬
(
ゐけい
)
の
念
(
ねん
)
が
生
(
しやう
)
じて
善
(
ぜん
)
か
悪
(
あく
)
か、
何
(
ど
)
の
道
(
みち
)
命令
(
めいれい
)
されるやうに
心得
(
こゝろえ
)
たから、いはるゝままに
草履
(
ざうり
)
を
穿
(
は
)
いた。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
前刻(さつき)の例文をもっと
(15作品)
見る
さき
(逆引き)
跡方も無い嘘は
吐
(
つ
)
けぬ。……爺さんは実に、
前刻
(
さき
)
にお孝にもその由を話したが……
平時
(
いつも
)
は、縁日廻りをするにも、お千世が左褄を取るこの河岸あたりは
憚
(
はばか
)
っていたのである。
日本橋
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
前刻(さき)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
せんこく
(逆引き)
立派にいふて除けるつもりなりしも、涙の玉ははらはらはら、ハツト驚くお糸の
容子
(
かほ
)
に、
前刻
(
せんこく
)
より注意しゐたる義父は、これも堪へず張上げたる声を曇らし
心の鬼
(新字旧仮名)
/
清水紫琴
(著)
前刻(せんこく)の例文をもっと
(3作品)
見る
さきに
(逆引き)
こつねんと
前刻
(
さきに
)
から一人で、一口ずつ飲んで、飲んでは
仮睡
(
いねむり
)
をするらしかったが、ごッつり
布子
(
ぬのこ
)
で、この時である。
卵塔場の天女
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
前刻(さきに)の例文をもっと
(2作品)
見る
さツき
(逆引き)
(
難有
(
ありがた
)
う
存
(
ぞん
)
じます、
未
(
ま
)
だ
些
(
ちツ
)
とも
眠
(
ねむ
)
くはござりません、
前刻
(
さツき
)
体
(
からだ
)
を
洗
(
あら
)
ひましたので
草臥
(
くたびれ
)
もすつかり
復
(
なほ
)
りました。)
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
前刻(さツき)の例文をもっと
(1作品)
見る
いましがた
(逆引き)
旦那
(
だんな
)
、
嘸
(
さぞ
)
お
前様
(
めえさま
)
吃驚
(
びつくり
)
さつせえたらうが、
前刻
(
いましがた
)
船
(
ふね
)
と
一所
(
いつしよ
)
に、
白
(
しろ
)
い
裸骸
(
はだか
)
の
人
(
ひと
)
さ
焼
(
や
)
けるのを
見
(
み
)
た
時
(
とき
)
は、やれ、
五十年百年目
(
ごじふねんひやくねんめ
)
には、
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
に
同
(
おな
)
じ
事
(
こと
)
が
又
(
また
)
有
(
あ
)
るか、と
魂消
(
たまげ
)
ましけえ。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
前刻(いましがた)の例文をもっと
(1作品)
見る
ぜんこく
(逆引き)
前刻
(
ぜんこく
)
より
無言
(
むごん
)
にて
平伏
(
へいふく
)
したる
恩田杢
(
おんだもく
)
は
此時
(
このとき
)
はじめて
頭
(
かうべ
)
を
擡
(
もた
)
げ
十万石
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
前刻(ぜんこく)の例文をもっと
(1作品)
見る
前
常用漢字
小2
部首:⼑
9画
刻
常用漢字
小6
部首:⼑
8画
“前”で始まる語句
前
前後
前途
前方
前垂
前様
前栽
前屈
前掛
前兆
検索の候補
一刻前
二刻前
寸刻前
戌刻前
“前刻”のふりがなが多い著者
清水紫琴
泉鏡太郎
泉鏡花
田中貢太郎