“せんこく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
先刻78.5%
宣告12.7%
前刻3.8%
宣言2.5%
銭穀2.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
少年せうねんゆびさかたながめると如何いかにも大變たいへん! 先刻せんこく吾等われら通※つうくわして黄乳樹わうにうじゆはやしあひだより、一頭いつとう猛獸まうじういきほいするどあらはれてたのである。
『さア、それは鹽梅あんばいだ!』とあいちやんは獨語ひとりごとひました、女王樣ぢよわうさま宣告せんこくされた死刑しけい人々ひと/″\を、如何いかにもどくおもつてたところでしたから。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
へい、お客様前刻せんこくは。……本宅でもよろしく申してでござりました。お手廻りのものや、何やかや、いずれ明日お届け申します。一餉ひとかたけほんのお弁当がわり。お茶と、それからふせらっしゃるものばかり。
草迷宮 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
流名取り上げ破門の宣言せんこく
名人地獄 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
五百いおの兄忠兵衛が来て、三十両の見積みつもりを以て建築に着手した。抽斎は銭穀せんこくの事にうといことを自知していたので、商人たる忠兵衛の言うがままに、これに経営を一任した。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)