“命令”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
めいれい33.0%
いいつけ26.0%
いひつけ15.0%
いいつ12.0%
いひつ4.0%
いいつか2.0%
いふこと1.0%
おおせ1.0%
おふれ1.0%
おほせ1.0%
おほせごと1.0%
おほせつけ1.0%
さしづ1.0%
めい1.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はその前刻からとなく婦人畏敬じてか、命令されるやうに心得たから、いはるゝままに草履穿いた。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
併し其辺には彼の意に適った思わしい隠場所も無かったので、命令かない二本の脚を、無理に引擦ってた歩き出した。
人間製造 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
細君は其日は早速車夫の庫さんを使ひにして三鉢許り命令てやつて翌日からは何か一つづゝお手料理を拵へて十風の歸るのを待つことにした。
俳諧師 (旧字旧仮名) / 高浜虚子(著)
狼狽逆上したようになっている音松を案内して、若侍は、命令けられていたものらしく、ドンドン奥へ通って行く。
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
時の警視総監は刑事中での腕利として知られてゐたガストン・ワルゼエといふ男にこの宝石荒しの探偵を命令けた。
幕府から普請奉行を命令ったので、材料の木材を川に流して運び、それを陸へまた引き上げました。
仏教人生読本 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
カピ長 さゝゝ、沒分曉漢ぢゃ。然樣か? 其樣なことをすれば身爲になるまい。……すれば、ぢゃな、では乃公命令かぬ! はて、ぢゃ。
御身と同然に、愚僧御司配命令り、京都と同じ日、づ/\同じ刻限に、江戸城へも事を試みる約束であつたれば、千住大橋、上野の森をのしに、濠端の松まで飛んで出た。
妖魔の辻占 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
ロレ いや、寛大なお宣告、一されいで、追放にせいとの命令ぢゃ。
ヂュリ さまの命令いた不孝むことをうたに。(膝まづきて)かうして平伏してさまのへいと、あのロレンスどのがはれました。
一生を斗量にかけ尺度にはかり、これほどゝ限りある圖の中に、身は目に見えぬ繩につながれ、人の言葉を守り人の命令に働き、功は後の世に殘る事もなく
花ごもり (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
「は、御尤でございますな」二人の刑事も同意見であった。千住警察署の警官達や法官や医者が来た頃には大方の目星や手筈武東氏の胸中には出来上がっていて命令を下すばかりになっていた。