“大橋”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おおはし70.0%
おほはし20.0%
たいけう10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「なる程、備前岡山は中国での京の都。名もそのままの東山ひがしやまあり。この朝日川あさひがわ恰度ちょうど加茂川かもがわ京橋きょうばし四条しじょう大橋おおはしという見立じゃな」
備前天一坊 (新字新仮名) / 江見水蔭(著)
玄関げんくわん式台しきだいへ戸板に載せてかつぎ込まれたのは、薩州の陣所へ入浸いりびたつて半年も帰つて来ぬ朗然和上が、法衣を着た儘三条の大橋おほはし会津方あひづがたの浪士に一刀眉間を遣られた負傷ておひの姿であつた。
蓬生 (新字旧仮名) / 与謝野寛(著)
それより右に、旅亭の三四戸つらなれる間を過れば、木曾川は路と共に大屈曲を爲して、其路のかたはらに一道の大橋たいけうを架したり。
秋の岐蘇路 (旧字旧仮名) / 田山花袋(著)