“新大橋”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しんおおはし70.0%
しんおほはし30.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
深川千歳町ちとせちょうの水戸さまの石置場いしおきばから始まって新大橋しんおおはしのたもとまで、三丁の川岸っぷちにそって大小十四棟の御船蔵おふなぐらが建ちならんでいる。
顎十郎捕物帳:13 遠島船 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
明治四十一、二年のころ隅田川すみだがわに架せられた橋梁きょうりょうの中でむかしのままに木づくりの姿をとどめたものは新大橋しんおおはし千住せんじゅの大橋ばかりであった。
すみだ川 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
両国橋りやうごくばし新大橋しんおほはしとのあひだ一𢌞ひとまはりしたのち長吉ちやうきちはいよ/\浅草のはうへ帰らうと決心するにつけ、「もしや」といふ一念にひかされて再び葭町よしちやう路地口ろぢぐち立寄たちよつて見た。
すみだ川 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
止め給ふ事肝要かんえうならんと申ければすなはち兩國橋りやうごくばし永代えいたいとの間へ新大橋しんおほはし
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)