“葭町”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
よしちょう87.5%
よしちやう12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
垂れを鳴らして、その駕が、葭町の辻を斜めに切ると、すぐまた、辻燈籠と芽柳の間に、ひょいと、姿を見せた十八、九の若い武士が
雲霧閻魔帳 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
葭町の「つぼ半」という待合の女将で、名前は福田きぬ、年は三十そこそこの、どう見たって玄人あがりのシャンとした中年増なんです……
あやつり裁判 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
いよ/\御神燈のつゞいた葭町路地口へ来た時、長吉はもうれ以上果敢いとか悲しいとか思ふ元気さへなくなつて、だぼんやり
すみだ川 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
萬事が金銭上の義理ばかりでなくて相方の好意から自然とお葭町くやうにれがひるともなくつてたのである。
すみだ川 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)