トップ
>
葭町
ふりがな文庫
“葭町”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
よしちょう
88.2%
よしちやう
11.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よしちょう
(逆引き)
垂れを鳴らして、その駕が、
葭町
(
よしちょう
)
の辻を斜めに切ると、すぐまた、辻燈籠と芽柳の間に、ひょいと、姿を見せた十八、九の若い武士が
雲霧閻魔帳
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
葭町
(
よしちょう
)
の「つぼ半」という待合の
女将
(
おかみ
)
で、名前は福田きぬ、年は三十そこそこの、どう見たって
玄人
(
くろうと
)
あがりのシャンとした中年増なんです……
あやつり裁判
(新字新仮名)
/
大阪圭吉
(著)
葭町(よしちょう)の例文をもっと
(15作品)
見る
よしちやう
(逆引き)
いよ/\
御神燈
(
ごしんとう
)
のつゞいた
葭町
(
よしちやう
)
の
路地口
(
ろぢぐち
)
へ来た時、
長吉
(
ちやうきち
)
はもう
此
(
こ
)
れ以上
果敢
(
はかな
)
いとか悲しいとか思ふ元気さへなくなつて、
唯
(
た
)
だぼんやり
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
萬事
(
ばんじ
)
が金銭上の義理ばかりでなくて
相方
(
さうはう
)
の好意から自然とお
糸
(
いと
)
は
葭町
(
よしちやう
)
へ
行
(
ゆ
)
くやうに
誰
(
た
)
れが
強
(
し
)
ひるともなく
決
(
きま
)
つて
居
(
ゐ
)
たのである。
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
葭町(よしちやう)の例文をもっと
(2作品)
見る
葭
漢検1級
部首:⾋
12画
町
常用漢字
小1
部首:⽥
7画
“葭”で始まる語句
葭簀
葭
葭簀張
葭簾
葭戸
葭簾張
葭切
葭原
葭萌関
葭簀掛
“葭町”のふりがなが多い著者
近松秋江
大阪圭吉
永井荷風
長谷川時雨
高村光太郎
吉川英治
久生十蘭
泉鏡花
田中貢太郎