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葭戸
ふりがな文庫
“葭戸”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
よしど
94.1%
あしど
5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よしど
(逆引き)
古ぼけた
葭戸
(
よしど
)
を立てた縁側の
外
(
そと
)
には
小庭
(
こにわ
)
があるのやらないのやら分らぬほどな
闇
(
やみ
)
の中に軒の
風鈴
(
ふうりん
)
が
淋
(
さび
)
しく鳴り虫が
静
(
しずか
)
に鳴いている。
すみだ川
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
それから壁には何百とも知れぬ講談の速記本がつまつてゐる。最後に古い
葭戸
(
よしど
)
のかげには梅干を貼つた婆さんが一人、内職の
花簪
(
はなかんざし
)
を
拵
(
こしら
)
へてゐる。
僻見
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
葭戸(よしど)の例文をもっと
(16作品)
見る
あしど
(逆引き)
煤
(
すす
)
けた入口の格子戸も、
乃至
(
ないし
)
はまだ
葭戸
(
あしど
)
にも変らない、格子戸の中の古ぼけた障子の色も、すべてがいつもと変らないばかりか、家内もやはり日頃のように
妖婆
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
葭戸(あしど)の例文をもっと
(1作品)
見る
葭
漢検1級
部首:⾋
12画
戸
常用漢字
小2
部首:⼾
4画
“葭戸”と季節(夏)が同じ季語
食物|
木苺
浜豌豆
梅酒
鮎
鱧
行事|
富士詣
武者人形
山開
祇園祭
薬玉
植物|
蓮花
向日葵
葉桜
時候|
立夏
極暑
半夏生
小満
盛夏
天文|
遠雷
雷雨
五月晴
虹
黒南風
地理|
夏空
滝
出水
雪渓
青田
動物|
水鶏
老鶯
蟻地獄
海酸漿
蝸牛
人事|
海水浴
葦簀
蛍狩
魚梁
日傘
“葭戸”と分類(人事)が同じ季語
春|
踏青
春眠
目刺
干鱈
菱餅
夏|
昼寝
水鉄砲
葦簀
田植
鰹舟
秋|
秋耕
砧
藁塚
運動会
凶作
冬|
毛皮
懐炉
咳
鼻水
竹馬
新春|
注連飾
双六
宝船
羽子板
門松
“葭戸”で始まる語句
葭戸越
葭戸際
検索の候補
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“葭戸”のふりがなが多い著者
森本薫
久保田万太郎
高浜虚子
正岡容
永井荷風
芥川竜之介
岡本綺堂
泉鏡花
宮本百合子