“あしど”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
足取44.4%
足留22.2%
葭戸11.1%
足停11.1%
足禁11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
機会さえあれば学び移し、遠くへ運んで行く足取あしどりはすみやかだったろうと思う。
こども風土記 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
すすけた入口の格子戸も、乃至ないしはまだ葭戸あしどにも変らない、格子戸の中の古ぼけた障子の色も、すべてがいつもと変らないばかりか、家内もやはり日頃のように
妖婆 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
愚図ぐず愚図してるんだ! おれがこうして、さり気なく話のばつを合わして足停あしどめしておくあいだに、すっかりこの家の廻りにも手配てはい
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
それに上越うえこす精神的な「足禁あしどめ」の方法は無いであろう。
一足お先に (新字新仮名) / 夢野久作(著)