葭戸あしど)” の例文
すすけた入口の格子戸も、乃至ないしはまだ葭戸あしどにも変らない、格子戸の中の古ぼけた障子の色も、すべてがいつもと変らないばかりか、家内もやはり日頃のように
妖婆 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)