“菊人形”の読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
きくにんぎょう100.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“菊人形”を含む作品のジャンル比率
歴史 > 伝記 > 個人伝記(児童)5.9%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
さて、この白梅軒のあるD坂というのは、以前菊人形きくにんぎょうの名所だった所で、狭かった通りが、市区改正で取拡げられ、何間なんげん道路とかいう大通になって間もなくだから、まだ大通の両側に所々空地などもあって、今よりずっと淋しかった時分の話だ。
D坂の殺人事件 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
高い熱がでて苦しむうちは、まだよいとして、全身に、すき間もなくふきでものがでて、それがうみをもって黄色に変じますと、まるであの菊人形きくにんぎょうのように……きくならば美しいですけれど、それがうみをもった黄色のできものでおおわれた有様ありさまを想像してごらんなさい。
ジェンナー伝 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)