“春眠”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゅんみん50.0%
シユンミン50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼の仕事の性質から云って、正に白河夜船か或いは春眠しゅんみんあかつきを覚えずぐらいのところだろうと思っていったが、ドアを叩くが早いか、彼が兎のように飛び出してきたのにはすくなからずおどろいた。
獏鸚 (新字新仮名) / 海野十三(著)
春眠シユンミンアカツキヲ覚エズ——の春の朝でもあるが、義貞はすかっとした上機嫌で、近侍にたいする語調まで快活だった。
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)