“雨水”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あまみず38.9%
あまみづ22.2%
あめみづ16.7%
うすい16.7%
うすゐ5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
達吉(たつきち)の伯父(おじ)さんは、新(あたら)しく造(つく)ってきた、ぴかぴか光(ひか)るブリキのといをのき下(した)に当(あ)ててみて、雨水(あまみず)の流(なが)れる勾配(こうばい)を計(はか)っていました。
僕はこれからだ (新字新仮名) / 小川未明(著)
建物(たてもの)で取𢌞(とりま)はした此(こ)の一棟(ひとむね)の其池(そのいけ)のある上(うへ)ばかり大屋根(おほやね)が長方形(ちやうはうけい)に切開(きりひら)いてあるから雨水(あまみづ)が溜(たま)つて居(ゐ)る。
怪談女の輪 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
先刻(せんこく)瀧(たき)のやうに降注(ふりそゝ)いだ雨水(あめみづ)は、艇底(ていてい)に一面(いちめん)に溜(たま)つて居(を)る、隨分(ずいぶん)生温(なまぬる)い、厭(いや)な味(あぢ)だが、其樣事(そんなこと)は云つて居(を)られぬ。兩手(りようて)に掬(すく)つて、牛(うし)のやうに飮(の)んだ。
雨水(うすい)を止(とゞ)めためておく餘裕(よゆう)がなくなり、降(ふ)つただけの雨水(うすい)が一(いち)どに流(なが)れ下(くだ)つて、山(やま)にある土(つち)や砂(すな)を河底(かはぞこ)に流(なが)し埋(うづ)めるために、水(みづ)の流(なが)れかたが急(きゆう)に變(かは)つて、あふれひろがるからです。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
僕等は馬車を駆つて見物して廻つたが、途上の所見を少し並べて云ふと、土の色が概して印度黄(インヂアンエロウ)若(もし)くは輝紅(ライトレツド)を呈し、其れが雨水(うすゐ)に溶解すれば美しい橙黄色(オレンジいろ)の水溜(みづたまり)が出来る。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛、与謝野晶子(著)