雨水うすい)” の例文
雨水うすいとゞめためておく餘裕よゆうがなくなり、つただけの雨水うすいいちどにながくだつて、やまにあるつちすな河底かはぞこながうづめるために、みづながれかたがきゆうかはつて、あふれひろがるからです。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
扇縄おうぎなわの一かくに、雨水うすいをたくわえておくまでのこと」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
雨水うすいに流れ、潰れてしまひ
山羊の歌 (新字旧仮名) / 中原中也(著)
なほまつよりほかのいろ/\な雜木ぞうき苔類こけるい七倍しちばい十倍じゆうばいもの雨水うすいふくみためることが出來できますから、森林しんりんではかなりの大雨おほあめがあつても一時いちじ洪水こうずいすことはなく、雨水うすい數日すうじつかゝつてそろ/\なが
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)