“十倍”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じゆうばい50.0%
じふばい25.0%
ばい25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人間にんげん壽命じゆみようを、かりに五十年ごじゆうねんとすれば、樹木じゆもくはおよそその十倍じゆうばい長命ちようめいをするわけです。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
可笑をかしらしくはなして機嫌きげんれば、おさこヽろ十倍じふばい百倍ひやくばいおもしろく、吾助々々ごすけ/\きまとひてはなれず、こヽろ面白おもしろしとけばれをそのまヽ令孃ひめかたりて、吾助ごすけはなしはなにごともうそならぬかほつき
暁月夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
けれども老人ろうじんにはわかっていた。それでまもなくわたしは、これまでの木ぐつの十倍ばいも重たい、くぎを打ったくつをはくことになった。うれしいな。