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十重二十重
ふりがな文庫
“十重二十重”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
とえはたえ
88.9%
とへはたへ
11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とえはたえ
(逆引き)
あの中が
皆
(
みんな
)
謡本さ、
可恐
(
おそろし
)
い。……その他一同、
十重二十重
(
とえはたえ
)
に取囲んで、ここを一つ、と節を
突
(
つつ
)
いて、浮かれて謡出すのさえあるんです。
卵塔場の天女
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
白峰を写すには何処がよかろう、
十重二十重
(
とえはたえ
)
山は深い。富士のように
何処
(
どこ
)
からも見えるというわけにはゆかぬ。地図を調べ人にもきいた。
白峰の麓
(新字新仮名)
/
大下藤次郎
(著)
十重二十重(とえはたえ)の例文をもっと
(48作品)
見る
とへはたへ
(逆引き)
七重八重と言ひ
度
(
て
)
えが、
十重二十重
(
とへはたへ
)
に嫁の衣裳をかけ並べ、木戸も
潜戸
(
くゞり
)
も開けて、御町内の衆へ豊樂の見物勝手だ、いやその評判といふものは——
銭形平次捕物控:279 持参千両
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
十重二十重
(
とへはたへ
)
にも築き上げられた大鐵壁を目がけて
鏃
(
やじり
)
のない矢をぶつつけるやうな、その矢が貫けないからと云つて氣ばかりぢりぢりさせて居たことが、全く無意味に終つてしまつた。
計画
(旧字旧仮名)
/
平出修
(著)
十重二十重(とへはたへ)の例文をもっと
(6作品)
見る
十
常用漢字
小1
部首:⼗
2画
重
常用漢字
小3
部首:⾥
9画
二
常用漢字
小1
部首:⼆
2画
十
常用漢字
小1
部首:⼗
2画
重
常用漢字
小3
部首:⾥
9画
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