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二十重
ふりがな文庫
“二十重”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はたえ
77.8%
はたへ
22.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はたえ
(逆引き)
寄手
(
よせて
)
の
十重
(
とえ
)
、
二十重
(
はたえ
)
も、かろがろしくなく、城兵の疲れを待つふうだが、もし、みかどの脱島が成功したとすれば、関東の令は、この千早一城に
私本太平記:07 千早帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
櫓の前には鞍を置いた馬が
十重
(
とえ
)
、
二十重
(
はたえ
)
につながれ、城では絶えず太鼓を打って士気を鼓舞していた。
現代語訳 平家物語:09 第九巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
二十重(はたえ)の例文をもっと
(7作品)
見る
はたへ
(逆引き)
彼女の身体は、その中に
十重
(
とへ
)
、
二十重
(
はたへ
)
にしばられて、恐るべき速力で何千里と飛んだけれども、その行く先はわからなくなった。すべてが無になった。お葉の意識はすっかり魔睡してしまった。
青白き夢
(新字旧仮名)
/
素木しづ
(著)
風
(
かぜ
)
の
一息
(
ひといき
)
死
(
し
)
ぬ、
眞空
(
しんくう
)
の
一瞬時
(
いつしゆんじ
)
には、
町
(
まち
)
も、
屋根
(
やね
)
も、
軒下
(
のきした
)
の
流
(
ながれ
)
も、
其
(
そ
)
の
屋根
(
やね
)
を
壓
(
あつ
)
して
果
(
はて
)
しなく
十重
(
とへ
)
二十重
(
はたへ
)
に
高
(
たか
)
く
聳
(
た
)
ち、
遙
(
はるか
)
に
連
(
つらな
)
る
雪
(
ゆき
)
の
山脈
(
さんみやく
)
も、
旅籠
(
はたご
)
の
炬燵
(
こたつ
)
も、
釜
(
かま
)
も、
釜
(
かま
)
の
下
(
した
)
なる
火
(
ひ
)
も、
果
(
はて
)
は
虎杖
(
いたどり
)
の
家
(
いへ
)
雪霊続記
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
二十重(はたへ)の例文をもっと
(2作品)
見る
二
常用漢字
小1
部首:⼆
2画
十
常用漢字
小1
部首:⼗
2画
重
常用漢字
小3
部首:⾥
9画
“二十”で始まる語句
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二十
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“二十重”のふりがなが多い著者
浅野和三郎
素木しづ
作者不詳
中里介山
泉鏡花
吉川英治