“はたえ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
二十重77.8%
八十重11.1%
波多江11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
櫓の前には鞍を置いた馬が十重とえ二十重はたえにつながれ、城では絶えず太鼓を打って士気を鼓舞していた。
また十重とえ八十重はたえに入り混り、また時間的にも無限の昔から無限の未来に連絡しているのであります。
仏教人生読本 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
私たちには、十重とえ八十重はたえいんえんの紐が結びつけられていまして、成功を目標にして努力しても、案外早く酬いられる人もあり、随分遅く酬いられる人もあります。
仏教人生読本 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
少しの間矢張りこの学校にゐましたときこの学校にゐたHと云ふ先生が私が長崎からかへつたときには波多江はたえと云ふ処の小学校の校長になつて私の通つてゐる学校から半里ばかり先きの川縁の学校にゐました。