“鏃”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やじり96.1%
1.3%
やぢり1.3%
ヤジリ1.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鑢は何にするかといふとやじりなどの損んだときにそれを研いだり、或は武器の損じたときにそれを研ぐ。それから篩を持つて行きます。
元時代の蒙古人 (旧字旧仮名) / 桑原隲蔵(著)
あの矢のをいろいろに工夫するのだがネ、どうしても雁股かりまたはよくいかない。何故というのに雁股は僕の所謂いわゆる最も障碍の少きは螺旋的運動なりという原則に反対しているからだ。
ねじくり博士 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
『すると、あのいしをのいしやぢりや、あれ同時代どうじだい製作せいさくですか』といてると。『うです、三千ねんぜんのコロボツクル人種じんしゆ遺物ゐぶつです。 ...
ヤジリヲトッテ名ヲ書キ連ネ、正行マサツラソノ後ニ、辞世ノ歌一首……
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)