“矢羽”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やばね83.3%
やば16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、啓之助をゆすっていると、どこからか、ヒュッ——と風を切ってきた矢が、三次の喉笛のどぶえを貫いて、白い矢羽やばねを真ッ赤に染めた。
鳴門秘帖:03 木曾の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
あの冷徹氷のような理智の短剣、独創の矢羽やばねが風を切る自我の鏑矢かぶらや、この二つでした。
生々流転 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
わたしの弓で、わたしの矢羽やば
まざあ・ぐうす (新字新仮名) / 作者不詳(著)