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『ねじくり博士』
ふりがな文庫
『
ねじくり博士
(
ねじくりはかせ
)
』
当世の大博士にねじくり先生というがあり。中々の豪傑、古今東西の書を読みつくして大悟したる大哲学者と皆人恐れ入りて閉口せり。一日某新聞社員と名刺に肩書のある男尋ね来り、室に入りて挨拶するや否、早速、先生の御高説をちと伺いたし、と新聞屋の悪い癖 …
著者
幸田露伴
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「読売新聞」読売新聞社、1890(明治23)年4月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約14分(500文字/分)
朗読目安時間
約23分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
平常
(
なみ
)
虚
(
こ
)
境
(
しき
)
好
(
よし
)
直
(
じき
)
撞着
(
ぶつかる
)
香料
(
やくみ
)
到底
(
つまり
)
自己
(
おれ
)
蛾
(
ひひる
)
迂曲
(
まわっ
)
颶風
(
つむじ
)
空
(
くう
)
例
(
いつも
)
悉
(
つく
)
可笑
(
おかし
)
食物
(
くいもの
)
片
(
きれ
)
蛙
(
かわず
)
漲
(
みな
)
螺状
(
らじょう
)
極
(
きま
)
直
(
すぐ
)
態
(
わざ
)
翔
(
かけ
)
鏃
(
ね
)
障碍
(
しょうげ
)
難
(
かた
)
鼾
(
いびき
)
玩弄
(
おもちゃ
)
能
(
よ
)
腸
(
はらわた
)
鳶
(
とび
)
蔓
(
つる
)
蚯蚓
(
みみず
)
饒舌
(
しゃべ
)
螺旋
(
らせん
)
螺線
(
らせん
)
螺転
(
らてん
)
質
(
たち
)
逐
(
お
)
酢子
(
すし
)
頻
(
しき
)
雁股
(
かりまた
)
斯
(
か
)
仕舞
(
しま
)
何箇
(
いくつ
)
兎角
(
とかく
)
初爻
(
しょこう
)
助倍
(
すけべい
)
卦
(
け
)
否
(
いな
)
大悟
(
たいご
)
定
(
き
)
寐
(
ね
)
希臘
(
ギリシャ
)
或
(
ある
)
所謂
(
いわゆる
)
礦
(
こう
)
曰
(
いわ
)
此奴
(
こいつ
)
此所
(
ここ
)
法螺
(
ほら
)
洒落
(
しゃれ
)
火燄
(
かえん
)
無暗
(
むやみ
)
爰
(
ここ
)
玉
(
たま
)
一所
(
いっしょ
)
甘
(
うま
)
畢竟
(
ひっきょう
)
癪
(
しゃく
)