“助倍”の読み方と例文
読み方割合
すけべい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此間こないだ佐吉さきちの野郎が水を汲んで喧嘩をしやした、恰でお筆さんは手をおろす事もないが、佐吉の野郎が助倍すけべいな奴で
政談月の鏡 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
「さう」と細君は餘所々々しく返辭をして「塀和さんあなたどう、私あんな眼附大嫌ひだわ。助倍すけべいつたらしい」
俳諧師 (旧字旧仮名) / 高浜虚子(著)
此所ここが実に嬉しいところサ。植物も生きている。動物も生きている。実は植物も動物もおなじものサ。婦人の手が触れると喜ぶなんかんという洒落た助倍すけべいの木もある。
ねじくり博士 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)