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助倍
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すけべい
ふりがな文庫
“
助倍
(
すけべい
)” の例文
此間
(
こないだ
)
も
佐吉
(
さきち
)
の野郎が水を汲んで喧嘩をしやした、恰でお筆さんは手を
下
(
おろ
)
す事もないが、佐吉の野郎が
助倍
(
すけべい
)
な奴で
政談月の鏡
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「さう」と細君は餘所々々しく返辭をして「塀和さんあなたどう、私あんな眼附大嫌ひだわ。
助倍
(
すけべい
)
つたらしい」
俳諧師
(旧字旧仮名)
/
高浜虚子
(著)
此所
(
ここ
)
が実に嬉しいところサ。植物も生きている。動物も生きている。実は植物も動物もおなじものサ。婦人の手が触れると喜ぶなんかんという洒落た
助倍
(
すけべい
)
の木もある。
ねじくり博士
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
何
(
なん
)
と、おらが
曳
(
ひ
)
いて
行
(
い
)
つた
馬
(
うま
)
を
見
(
み
)
さしつたらう、それで、
孤家
(
ひとつや
)
で
来
(
き
)
さつしやる
山路
(
やまみち
)
で
富山
(
とやま
)
の
反魂丹売
(
はんごんたんうり
)
に
逢
(
あ
)
はしつたといふではないか、それ
見
(
み
)
さつせい、
彼
(
あ
)
の
助倍
(
すけべい
)
野郎
(
やらう
)
、
疾
(
とう
)
に
馬
(
うま
)
になつて
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
梅「おとぼけでない、嘘ばかり
吐
(
つ
)
いて、越後の山口でお前の処へ這込んだ
助倍
(
すけべい
)
比丘尼と云ったろう」
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
助
常用漢字
小3
部首:⼒
7画
倍
常用漢字
小3
部首:⼈
10画
“助”で始まる語句
助
助太刀
助言
助力
助手
助郷
助六
助役
助長
助勢