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助郷
ふりがな文庫
“助郷”の読み方と例文
読み方
割合
すけごう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すけごう
(逆引き)
それを見ると、伊那から来ている
助郷
(
すけごう
)
の中には腕をさすって、ぜひともお
輿
(
こし
)
をかつぎたいというものが出て来る。大変な御人気だ。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
「ふざけやがるない、こん畜生、馬に乗りたけりゃ、
助郷
(
すけごう
)
の駄賃馬あ
銭
(
ぜに
)
ゅう出して頼みな、こりゃ人を乗せる馬じゃねえんだ」
大菩薩峠:33 不破の関の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
三島の
宿
(
しゅく
)
に幾組かの大名の泊りが落合って、沢山の人足が要ることになったので、
助郷
(
すけごう
)
までも狩りあつめてくる始末。
三浦老人昔話
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
助郷(すけごう)の例文をもっと
(8作品)
見る
“助郷”の解説
助郷(すけごう)は、日本における労働課役の一形態。江戸時代に、徳川幕府が諸街道の宿場の保護、および、人足や馬の補充を目的として、宿場周辺の村落に課した夫役のことを言う。
また、夫役の対象となった村を指して言う「助郷村(すけごうむら、すけごうそん)」も、略されて「助郷」と呼ばれる場合がある。
(出典:Wikipedia)
助
常用漢字
小3
部首:⼒
7画
郷
常用漢字
小6
部首:⾢
11画
“助”で始まる語句
助
助太刀
助言
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助手
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助役
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検索の候補
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池部郷助
“助郷”のふりがなが多い著者
内藤鳴雪
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吉川英治
岡本綺堂