“増助郷”の読み方と例文
読み方割合
ましすけごう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やかましい増助郷ましすけごうの問題のあとだけに朝勤め夕勤めの人たちを街道に迎えることは半蔵にも感じの深いものがあった。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
第一、伊那方面は当分たりとも増助郷ましすけごうにして、この急場を救い、あわせて百姓の負担を軽くしたい。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
「当分の増助郷ましすけごう至極しごくもっともだとは思いますが、これが前例になったらどんなものでしょう。」
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)