“増鏡”の読み方と例文
読み方割合
ますかがみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
増鏡ますかがみ」の筆者は、この国家的事件のあった日には、まだ若年か幼少かであったかもわからない。
私本太平記:04 帝獄帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
増鏡ますかがみ巻五に、太政大臣藤原公相ふじわらきみすけの頭が大きくて大でこで、げほう好みだったので
魔法修行者 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
これにはどうしても、臣家たちだけが撰集の全責任を負うときには、恐らくはあえてし得ないような思い切った英断が感じられるのであって、『増鏡ますかがみ』の「おどろの下」に記されているように
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)