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孤家
ふりがな文庫
“孤家”の読み方と例文
読み方
割合
ひとつや
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひとつや
(逆引き)
米と塩とは尼君が
市
(
まち
)
に出で
行
(
ゆ
)
きたまうとて、
庵
(
いおり
)
に残したまいたれば、
摩耶
(
まや
)
も予も
餓
(
う
)
うることなかるべし。もとより山中の
孤家
(
ひとつや
)
なり。
清心庵
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
更に一軒山蔭の
孤家
(
ひとつや
)
を借り上げ、それも滿員といふ形勢で、總人口四百内外の中、初發以來の患者百二名、死亡者二十五名、全癒者四十一名、現患者三十六名
赤痢
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
前刻
(
さっき
)
も前刻、絵馬の中に、白い女の
裸身
(
はだかみ
)
を仰向けにくくりつけ、膨れた腹を裂いています、
安達
(
あだち
)
ヶ原の
孤家
(
ひとつや
)
の、もの
凄
(
すご
)
いのを見ますとね。
神鷺之巻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
孤家(ひとつや)の例文をもっと
(18作品)
見る
孤
常用漢字
中学
部首:⼦
9画
家
常用漢字
小2
部首:⼧
10画
“孤”で始まる語句
孤児
孤
孤独
孤島
孤兒
孤屋
孤子
孤塁
孤立
孤寂
“孤家”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
泉鏡花
石川啄木