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孤塁
ふりがな文庫
“孤塁”の読み方と例文
旧字:
孤壘
読み方
割合
こるい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こるい
(逆引き)
やむなく、夜毎に、全山に
大篝火
(
おおかがりび
)
を焚きつらねて、彼方の味方の
孤塁
(
こるい
)
に、遠く、士気を添えている程度にとどまった。
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
二千余年の長夜の暗漸やく明けて、この国に新らしき生命の光もゆるや、彼も
亦
(
また
)
単身
孤塁
(
こるい
)
、
吟杖
(
ぎんぢやう
)
を
揮
(
ふる
)
つて赤門校裡の書窓より新声を絶叫したるの一人なりき。
閑天地
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
あたり一帯を、官員屋敷に取り囲まれてしまった中にはさまって、せめてもこの
孤塁
(
こるい
)
だけは守り通そうというように、うるんだ灯のいろの残っている街だった。
山県有朋の靴
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
孤塁(こるい)の例文をもっと
(12作品)
見る
孤
常用漢字
中学
部首:⼦
9画
塁
常用漢字
中学
部首:⼟
12画
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孤塁落莫
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