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『清心庵』
ふりがな文庫
『
清心庵
(
せいしんあん
)
』
米と塩とは尼君が市に出で行きたまうとて、庵に残したまいたれば、摩耶も予も餓うることなかるべし。もとより山中の孤家なり。甘きものも酢きものも摩耶は欲しからずという、予もまた同じきなり。 柄長く椎の葉ばかりなる、小き鎌を腰にしつ。籠をば糸つけて …
著者
泉鏡花
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「新著月刊」1897(明治30)年7月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約26分(500文字/分)
朗読目安時間
約42分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
背
(
なせ
)
出会
(
いであ
)
嬰児
(
ねんねえ
)
顧
(
みかえ
)
家
(
とこ
)
艶
(
つやや
)
主
(
しゅう
)
爺
(
じじ
)
冷
(
ひやや
)
良人
(
やど
)
味
(
あじわい
)
行
(
ゆき
)
寂
(
さみ
)
小僧
(
こぞ
)
生
(
お
)
何人
(
なにびと
)
答
(
いらえ
)
抱
(
かかえ
)
過
(
よぎ
)
情
(
こころ
)
好
(
すき
)
小
(
ちいさ
)
設
(
もうけ
)
瞑
(
ねむ
)
異
(
ことな
)
下々
(
したじた
)
留
(
や
)
亡
(
なく
)
食
(
くら
)
斑
(
まだ
)
莞爾
(
にっこ
)
掬
(
むす
)
掌
(
たなそこ
)
踞
(
つくば
)
両方
(
ふたかた
)
魅
(
つま
)
丸
(
まろ
)
私
(
わし
)
猶予
(
ため
)
窃
(
ぬす
)
籠
(
かご
)
先
(
せん
)
紅
(
くれない
)
様
(
さん
)
肯
(
がえん
)
午
(
ご
)
茸
(
だけ
)
地
(
つち
)
打
(
うち
)
後
(
うしろ
)
連
(
つらな
)
強請
(
ねだ
)
迎
(
むかい
)
実
(
げ
)
密通
(
まおとこ
)
少
(
わか
)
誰
(
た
)
一八
(
いっぱち
)
眩
(
くら
)
眼
(
まなこ
)
端
(
は
)
澄
(
すま
)
湯
(
ぶう
)
籠
(
こ
)
気絶
(
ひきつけ
)
比
(
ころ
)
殺
(
や
)
緑晶
(
ろくしょう
)
線
(
すじ
)
楽
(
たのし
)
森
(
しん
)
柄
(
がら
)
舁
(
か
)
暇乞
(
いとまごい
)
茸
(
たけ
)
提
(
ひっさ
)
掬
(
きく
)
薄
(
すすき
)
薄紅
(
うすべに
)
薪
(
たきぎ
)
懸
(
かか
)
思召
(
おぼしめし
)
行懸
(
ゆきかか
)
形
(
かた
)
帰
(
けえ
)
市中
(
まちなか
)
市
(
まち
)
訪
(
と
)
詣
(
もう
)
詫
(
わび
)
傍
(
かたわら
)
円
(
まろ
)
雪山
(
せっせん
)
雨露
(
うろ
)
兆
(
きざし
)
咽喉
(
のんど
)
人
(
にん
)
遥
(
はるか
)
可
(
よ
)
風采
(
とりなり
)